FXで失敗したCさん。その失敗例と回避できた方法をご紹介します! Q 日銀会合などで急な値動きがあったときの話です。
いつも通り、「○○円になったら利益確定、△△円になったらロスカット」という形で注文をいれていました。そうしたら急に値動きが激しくなりロスカットになったのですが、注文した金額で決済されず、予想よりも損失が大きくなってしまいました。
後になって知ったのですが、「急な値動きがあった場合、注文したとおりの金額で決済されるとは限らない」ということもあるんですね。こういった予想外の値動きに対応するにはどうしたらいいんでしょうか。
A こういった指定した金額から離れた値で約定することを「スリップ」と呼びます。
このスリップを防ぐ方法としては「預かり資金が多く、システムも安定している大手を使うというシンプルな方法で解決できます。
なぜ約定した数値で決済ができないかですが、純粋にFX業者が「決済に必要な口数を確保できていない」もしくは「システムがマーケットの急変に対応できていない」からです。
安定した運用を行いたいなら、手数料が安いだけの中小よりも資本力があって安定している大手のほうがやはり信頼性をおけます。自分がどういったスタイルで売買したいのか、によって変わってきますが、メイン口座はやはり大手FX業者で用意することをオススメします!
また一部業者では「スリップしない」ということをセールスポイントにしているところもありますので、そういったところで口座開設をしてみてはいかがでしょうか。
FXで失敗したBさん。その失敗例と回避できた方法をご紹介します! Q FXは小額からはじめられる!ということでやってみたんですが、結果は一瞬でロスカット…。
4万円程度で1万通貨単位の取引をスタートしたのですが、1円動いただけで保証金の額が足りなくなり、ロスカットされてしまいました…。
この失敗はどうやったら回避できたのでしょうか?
A FXの大きな魅力でもある「レバレッジ」。ただ、FX初心者がいきなりレバレッジを高く設定しすぎると、今回のように一瞬で大切な資金がとんでしまうことも。
確かにレバレッジを使いすぎないように、どれぐらいの値動きによって損益がどの程度発生するのかは知っておいたほうがいいですね。
まず投資に必要な証拠金ですが、「為替レート」×「1万通貨(口)」÷「25(レバレッジ率)」で求められます。
分かりやすくドル円で計算すると、ドル円レート(100円)で計算してみましょう!
すると
「100円」×「1万通貨(口)」÷「25倍(レバレッジ)」=4万円
となります。ドル円が100円なら4万円から投資できるというわけですね!
口数は1万なので、為替が1円動くと1万円の損益がでます。
これは大きい…。
小額投資からはじめたい場合は、「1000通貨(口)」からの取引ができる業者を利用して、低めのレバレッジから始めてみましょう!そうすれば初期投資金額も抑えながら、安心した取引がしやすくなりますよ。
FXで失敗したAさん。その失敗例と回避できた方法をご紹介します! Q 予想していた方向とは逆に価格が動き、ずっと損の状況が続いていました…。 「利益確定したらマイナスが実現化するけど、ほおって置けば元に戻るし、プラスになる可能性もあるよね!」ということで放置していました。
結果は反転するどころかズルズルとマイナスが拡大・・・。FXはレバレッジも大きくかけていたので気がつけば笑っていられるような額の損失ではなく、数分ごとにスマホで価格を確認しないと落ち着かない!という状況になってしまいました。
最初に、スッパリと損切りをしていれば損失も少ない額で済んだし、時間も無駄にしないで済んだのに・・・。
A 初心者が良く陥りがちなパターンですね。
「ポジション清算をしない限り、損失も確定しない!」というのは確かにその通りですが、ご自身でおっしゃっているようにFXはレバレッジをかける場合は特に、増えるときも減るときもスピーディー…!
こういった状況に陥らないようにする対策ですが、売買を開始するときに「いくらになったら利益確定、いくら以下になったらロスカット」という水準をあらかじめ決めてしまいましょう!そしてレバレッジもかけすぎないようにね。
そうすれば何度もマーケットを確認するような時間の無駄遣いもしないですむし、損失も拡大させずにすみます!